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盆提灯(家紋入り)は製造と販売の:提灯ドットコム・・・こうげつ人形の提灯製造販売部

お盆のこんな話しってる?

■新盆(にいぼん)の迎え方■ 

◆故人の四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を[新盆=ニイボン]といいます。
【新盆=アラボン】、【初盆=ハツボン】、【新盆=シンボン】などと呼ぶこともあります。

※四十九日の忌明けより前に、お盆を迎えた時は、その年でなく、翌年のお盆が、新盆となります。 

・新盆の時は、親戚・知人・近親者を招き、僧侶を迎えて、読経してもらいます。
(読経のあとは、仏への供養の意味で、参会者全員で食事をします。)

・仏壇には盆の期間中、朝、昼、晩と3度家族と同じように食事を供えるようにします。これを「霊供膳(りょうぐぜん)」と言います。

・普段のお盆よりも手厚く供養するのは、人の情として自然なことと言えるでしょう。

◆最も丁寧な新盆の迎え方

・仏壇の前に盆棚=精霊棚(しょうりょうだな)を設け、初物の農作物でつくったお供物(きゅうり・なす)を飾り、供養膳に精進料理を盛り、白玉・だんご・果物・故人の好物なども供えます。なお、このお供物は墓前にも供えるので用意します。
また、お盆の間は精霊に自分の家を教えるために、仏壇のそばとか軒先に新盆堤灯を飾るものとされています。

■新盆提灯■

新盆を迎える家でととのえたり、親戚や知人から、お盆の前に贈られたりします。

※新盆に限り、精浄無垢の白で霊を迎える意味から白木で作られた紋天が最も多く使われます。
軒先や縁側や仏壇の前に吊るして火を灯し、その灯りによって精霊に迷うことなく家まで導かれるという意味が込められています。新盆用提灯は1回(1年)限りです。

※新盆用の白い提灯は昔は自宅の庭でお焚きあげ(供養のため燃やす)をして土に埋めたり、川に流したり、菩提寺に持っていき供養をしてもらいましたが、現在では火袋に少しだけ火を入れて燃やし鎮火を確認してから新聞紙などに包んで処分する事が多くなっています。

・新盆提灯は、お盆のあと、お寺に納める習慣になっているところもあります。